平成25年4月1日付で情報通信研究機構の理事長を拝命いたしました。
情報通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関として、豊かで安心・安全な社会の実現や我が国の経済成長の原動力である情報通信技術(ICT)の研究開発を推進するとともに、情報通信事業の振興業務を実施しております。
少子高齢化や医療・教育、地球環境問題、生活の安心・安全等、現在、私たちの生活は様々な課題に直面しております。情報通信技術は、こうした課題の解決に重要な役割を果たすことが期待されています。情報通信技術の実社会への一層の活用、情報通信技術と実社会との融合による新たな価値の創造が求められています。
平成23年4月から開始した第3期中期計画では、情報通信技術の研究開発を通じて、現代社会の様々な課題の解決に貢献すべく、ネットワーク基盤技術、ユニバーサルコミュニケーション基盤技術、未来ICT基盤技術、電磁波センシング基盤技術の研究開発を推進しております。
また、社会からのニーズの高い喫緊の取り組みが必要な課題に対しては、NICT全体で機動的に対応するため、分野横断的な連携プロジェクトを立ち上げ、速やかに社会的要請に応えられるよう研究開発を進めております。とりわけ、東日本大震災の教訓を踏まえ、災害時に強い情報通信技術の研究開発に積極的に取り組んでおります。
研究開発を進めるに当たっては、産学官の連携や国際連携を一層強化し、内外に開かれた研究開発を推進するとともに、我が国の情報通信産業の発展と人材の育成にも貢献して参ります。
また、研究開発成果の社会への還元を積極的に進め、我が国の経済の成長、豊かで安心・安全な社会の実現、国際競争力の強化に貢献いたします。
情報通信研究機構は、社会・経済活動の基盤である情報通信の発展に向けて組織一丸となって取り組んで参ります。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。






