適応性

テキオウセイ

適応性

生物の細胞が持つ、環境の変化に対応して、自らを柔軟に変化させてうまく生存することを可能とする能力。

自律性と適応性を既存の情報通信技術に応用すれば、例えば、以下のようなネットワークの構築が可能となることが期待されている。

例:細胞システムの性質を持った情報通信ネットワークイメージ

サブシステム A、B、Cからできているネットワークを例にとってみる。

1) A、B、Cは、それぞれ自分の状態と他者の状態を常時モニターしている。
2) Bの調子が悪くなると、A、CはBを切り離して働く。
3) Bは自分を直して、再びネットワークに参加する。
4) Bが自分で直せないほど壊れたときには、Cが変化して、Bになる。あるいは、
5) Cが自分のコピーを作って、それをBに変える。このような自律性と可塑性の高い、より柔軟で安定したネットワークを作ることができる。

細胞の持つ独自の情報通信システムが正しく機能するメカニズムを明らかにすることによって、変化し続ける情報通信システムに必要な構造基盤を知ることができるはずである。