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テラヘルツ帯分光器ユーザーのための“プラクティスガイド”を提供開始

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2015年4月6日

国立研究開発法人 情報通信研究機構

NICT(理事長:坂内 正夫)は、テラヘルツ帯電磁波の利用促進の一助として、様々な材料のテラヘルツ帯における特性を調べるために用いる「透過型テラヘルツ分光測定プラクティスガイド」を作成し、2015年3月31日から無償提供を開始しました。

【背景】

近年、テラヘルツ波を用いた分析技術は、建築、医薬品など様々な分野の研究に応用されつつあります。各分野で使用される主な材料のテラヘルツ帯における特性については、データベースや論文などで閲覧可能となっていますが、その特性を調査するために用いる分光器を使用した測定手順は確立されたものがありません。そのため、装置や測定者が変わることで測定結果に差が生じることや、誤った測定法によって得られた結果の間違いに気付かないケースがありました。

【今回公開するプラクティスガイドの特徴とその用途】
プラクティスガイド目次
プラクティスガイド目次
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透過型テラヘルツ分光器について、測定上の主な注意点をプラクティスガイドとしてまとめました。特に、試料の加工法や装填方法については、各種材料についてそれぞれ実例を写真付きで解説しています。また、測定データの簡易解析法だけでなく、測定データから試料の加工法を修正したり、再測定の要否を判断したりするためのヒントを掲載しています。これらを系統的にまとめた本プラクティスガイドは、テラヘルツ帯分光装置を用いた分析の初心者や基本測定技術を習得したい方のガイドブックとしてご利用いただけます。これにより、他者が測定したデータを定量的に比較することができ、テラヘルツ分光器の利用者が増えることで、材料のテラヘルツ帯における特性データベースの増加にもつながるものと期待されます。

【プラクティスガイドの概要】

  • 対象装置: 透過型テラヘルツ分光器
  • 対象周波数: テラヘルツ波(0.1~10THz)
  • 提供方式: Webからのダウンロード ほか
  • 提供内容: 透過型分光測定のための試料準備や測定の方法等を記載したPDFファイル(56ページ)
  • 提供対象者: テラヘルツ帯分光器ユーザー
  • 提供開始日: 平成27年3月31日(火)
  • 申込み方法: 以下のWebサイトをご覧ください。
    http://www.nict.go.jp/out-promotion/data-provided/thz_practice_guide.html

プラクティスガイドに関する問い合わせ先

電磁波計測研究所 電磁環境研究室

福永 香、水野 麻弥
Tel:042-327-6259
Fax:042-327-6673

配布に関する問い合わせ先

社会還元促進部門 知的財産推進室

金子 明弘、澤田 史武
Tel:042-327-6950
Fax:042-327-6659
E-mail: