NICT北陸リサーチセンターでは、インターネットやユビキタス環境の実験・検証のため、大規模で汎用のシステム研究開発用テストベッドとして、 StarBEDを研究開発してきました。StarBEDは、およそ1000台のPCクラスタ(参照:補足資料)で、独自開発のミドルウェアSpringOSを利用して、ユーザの望むネットワークを自由に作り出し、ユーザの用意する様々な実験・検証を行うことができます。今回は、来るべきクラウドコンピューティングの時代を見越し、クラウドコンの応募者がそれぞれのクラウドコンピューティング技術を検証・デモンストレーションする場として、このStarBEDを提供します。
独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長: 宮原 秀夫)は、Interop Tokyo 2009 [ 6月8日(月)~12日(金)]の「クラウドコンピューティングコンペティション」(以下「クラウドコン」という。)に、NICT北陸リサーチセンターが開発した大規模テストベッド設備である通称StarBEDを提供します。今回は、来るべきクラウドコンピューティングの時代を見越して、次世代のクラウドコンピューティング技術のテストベッドにおける技術要件を探るため、StarBEDのクラウドコンピューティング技術への適用を試みます。クラウドコン応募者は、StarBED上に自由に各々の新たなクラウドコンピューティング環境を構築し、技術を競います。幕張メッセのクラウドコン会場からは、会場ネットワークShowNetとStarBEDをJGN2plusを用いて接続し、遠隔でのライブデモンストレーションを可能にします。
クラウドコン応募者は、世界有数の規模を誇る研究開発用テストベッドStarBEDで、実際に利用されるネットワーク環境に近い規模や複雑さを持つクラウドコンピューティング環境を自由に構築が可能。
Interop Tokyo 2009の最先端の実稼働ネットワークShowNetとStarBEDを超高速・高機能研究開発用テストベッドネットワークJGN2plusで接続することで、幕張メッセにいながらにして、クラウドコンピューティング技術の未来を検証・ライブデモンストレーションが可能。
クラウドコンでは、2009年6月11日(木)に幕張メッセの会場で、「超分散ストレージ」や「仮想クラウド」など、新たな地平を切り開くクラウドコンピューティング・テクノロジを10組のチームが競います。詳細は、次の「Interop Tokyo 2009 クラウドコンピューティングコンペティション」Webページをご覧下さい。
- http://www.interop.jp/pavilion/ccc.html
補足資料
用語解説
- Interop Tokyo
- 例年 15 万人を超える参加者を集め、300 社余りの出展社が最新のネットワーク機器やソリューションを展示し、同時に多数の講演やコンファレンス等が開催される、ネットワーク分野における世界最大規模のイベントです。...詳細を見る
- クラウドコンピューティングコンペティション
- Interop Tokyo において、クラウドコンピューティングコンペティション実行委員会が主催する、クラウドコンピューティング技術に関する競技会です。...詳細を見る
- StarBED
- NICT北陸リサーチセンターが2002年4月より研究開発を進めてきたインターネットやユビキタス環境に関連する技術やシステムの実験を行うための大規模汎用テストベッドです。...詳細を見る
- ShowNet
- 国内外のネットワークベンダが世界最先端のネットワーク機器を結集して構築する、Interopの心臓部とも言える展示会場全体のネットワークです。...詳細を見る
- JGN2plus
- NICTが運用する超高速・高機能研究開発テストベッドネットワーク。...詳細を見る
- SpringOS
- StarBEDのような大規模クラスタのPCやネットワークなどの資源や設定、実行状態を管理するために、NICT北陸リサーチセンターで独自に開発したミドルウェアです。...詳細を見る
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